株式会社DCL (河上将士) | 自動収益化システムは副業詐欺?その実態や返金方法を徹底解説!

副業詐欺調査

こんにちは。かずにぃです。

本日暴露していく案件は・・・

株式会社DCL (河上将士) | 自動収益化システム」が運営する副業です。

結論から先に伝えます

株式会社DCL (河上将士)」が運営する副業は、お勧めしません!❌

元業者の私が実際に登録して検証しておりますので、本記事をしっかりと読んで、よく考えてから判断してください。特に、業者から送られてくる動画などを見たばかりだと気持ちが「洗脳モード」になってしまっていて、正常な判断ができなくなってしまっています。

売る側にいた私が「これは優良案件!」と判断した案件はLINEで紹介しております。

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という方は、相談無料の法律相談をお勧めします。相談が早ければ早いほど被害回復(返金)される可能性は高くなります。

株式会社DCLが販売する副業の概要は?

まずは株式会社DCL (河上将士)が販売する副業案内のLP(ランディングページ、登録ページのこと)からわかる情報をまとめてみます。

※LP(ランディングページ)って何?という方は、こちらの記事を参照して理解を深めてください

株式会社DCL (河上将士) の販売LPスクリーンショット
株式会社DCL (河上将士) の販売LPスクリーンショット
株式会社DCL (河上将士) の販売LPスクリーンショット

株式会社DCL (河上将士)のLPから読み取れる情報

  • 自動収益化システム
  • 初日からお仕事、即収入も可能
  • 通常59,800円のところを期間限定で15,000円
  • 安心サポート
  • 返金保証

箇条書きにすると上記5点でしょうか。

「自動で稼げる」「返金保証」「最短で即日収益が受け取れる」などのフレーズが目立ちます。

これらのフレージングやデザインであたかも簡単にお金が稼げるように誤認させた上で、金銭を詐取する方法は、消費者庁から何度も注意喚起されている手口と酷似しています。

令和元年から令和3年の夏までにかけて、簡単な作業をするだけで「誰でも1日当たり数万円を稼ぐことができる」などという LINE1のメッセージによる勧誘を受け「副業」の「マニュアル」を購入してしまったが、実際の「マニュアル」に記載された「副業」の内容は告げられたものとは異なっていたなどという相談が、各地の消費生活センター等に数多く寄せられています。
消費者庁が調査を行ったところ、株式会社サポート(以下「サポート」といいます。)及び個人事業主5名(以下「本件6事業者」といいます。)が、消費者の利益を不当に害するおそれのある行為(不実告知及び断定的判断の提供)を行っていたことを確認したため、消費者安全法(平成 21 年法律第 50 号)第 38 条第1項の規定に基づき、消費者被害の発生又は拡大の防止に資する情報を公表し、消費者の皆様に注意を呼びかけます。また、この情報を都道府県及び市町村に提供し、周知します。

引用:簡単な作業をするだけで「誰でも1日当たり数万円を稼ぐことができる」などの勧誘により「副業」の「マニュアル」を消費者に購入させた事業者に関する注意喚起

ぱっと見で、いつもの副業詐欺業者の感じがしますが、記事にもしますので、実際に登録して調べていきましょうか。

「株式会社DCL (河上将士)」が運営する副業の詳細は?

同社の副業の具体的な内容はどんなものなのか、実際に登録をして、調べを進めていきます。

結論から先にお伝えしておくと、株式会社DCL (河上将士)」が運営する副業に登録する事はオススメできません!危険です。

詳細を説明していきます。

「株式会社DCL (河上将士)」の副業への流入導線と集客手法

同社の副業に登録する前に、どのような流入導線で紹介されるのかを確認していきましょう。

■流入導線とは業界用語で、株式会社DCL (河上将士)が運営する副業のランディングページに到達するまでの紹介者や広告などの経路のことを指します。

株式会社DCL (河上将士)が運営する副業のLPにたどり着くには、Google検索等で「副業 簡単」のようなキーワードで検索すると、関連で表示されるリスティング広告や副業ランキングサイトから誘導されることが多いようです。

そのようなランキングサイトやSNSアカウントから、副業診断ラボ.comというLPに通じます。

株式会社ロータスプロ(佐藤貴之)のLPスクリーンショット
株式会社ロータスプロ(佐藤貴之)のLPスクリーンショット

LINEに登録させるためだけに存在するページで、あたかも簡単に稼げるように誤認させるようなフレーズばかりが並んでいるページになります。

よくあるLINE登録用のLPなのですが、一点、気になる点があります。

商材の販売会社は株式会社DCLであるのに対して、広告用のLPは株式会社ロータスプロです。

おそらく、株式会社ロータスプロのページから流入させて、販売会社の名前が汚れたら、販売会社だけ変更すればよいので、表の社名を変えているものかと思いますが、同じグループ内で特商法に表示する会社名を変えているパターンは驚きましたね。

ここからLINE登録をしてみましょう。

実際に登録してみると・・・

株式会社ロータスプロのLINE登録用のLPには副業に関する詳しい説明が記載されていないので、LINEを追加し実際に登録してみます。

株式会社ロータスプロ(佐藤貴之)のLPスクリーンショット

「診断結果を確認する」という赤いボタンをタップすると、下記の「【2024年最優秀版】副収入案内センター」というアカウントに誘導されます。

株式会社ロータスプロ(佐藤貴之)のLPスクリーンショット

「【2024年最優秀版】副収入案内センター」という何を根拠に最優秀なのかが分からないあたりが、非常に秀逸で面白いポイントですね。

登録をすると、いよいよ「【2024年最優秀版】副収入案内センター」というキャラクターから、株式会社DCL (河上将士)が販売する副業のページを案内されます。

【2024年最優秀版】副収入案内センターとのやり取りスクリーンショット
【2024年最優秀版】副収入案内センターとのやり取りスクリーンショット

最初のあいさつ文は定番の内容でしたが、2通目以降のやり取りがチャットbot形式になっています。
おそらくLINEのアカウントが凍結してしまわないための対策だと思いますが、業者もいろいろ考えていますね、、笑

【2024年最優秀版】副収入案内センターとのやり取りスクリーンショット

このようにいくつか軽い質問をされた後に、フォームに回答するよう促されます。

【2024年最優秀版】副収入案内センターとのやり取りスクリーンショット

このリンクを開いてみると「副業チェッカー」というページが表示され、アンケートに答えるよう誘導されます。

副業チェッカーのスクリーンショット
副業チェッカーのスクリーンショット
副業チェッカーのスクリーンショット

借入状況や債務整理・自己破産の有無などを細かく聞いてきているので、業者側も参加者の経済状況を詳細に把握しようとしてきていますね。

「診断結果」をタップするとこのように表示されます。

副業チェッカーのスクリーンショット

おそらくですが、アンケートの内容に関わらず、どれでも同じ診断結果が表示されるパターンだと思います。笑

その後、チャットbotから申し込みフォームの案内が送られてきます。

【2024年最優秀版】副収入案内センターとのやり取りスクリーンショット

15,000円のマニュアル販売から始まる詐欺的な仕組み

いよいよ、株式会社DCL (河上将士)が販売する副業のページの案内が始まります。

株式会社DCL (河上将士) の販売LPスクリーンショット

ページの一番下段にいくと、

  • 名前
  • フリガナ
  • メールアドレス
  • 電話番号
  • LINE名
  • 20歳以上の確認
  • 支払い方法
  • 規約の同意

を入力するように求められます。

株式会社DCL (河上将士) の販売LPスクリーンショット
株式会社DCL (河上将士) の販売LPスクリーンショット

この案内に沿ってフォームを入力すると、15,000円の教材の購入に誘導されます。

株式会社DCL (河上将士) の販売LPスクリーンショット

通常59,800円のところを15,000円で参加できると記載されていますが、これも注意が必要です。
期間限定で格安で参加できるという謳い文句は、詐欺商材で定番になっているので、お得感を感じてはいけません。

高額サポートの販売が目的

15,000円のマニュアルを購入する際に電話番号の入力を求められます。

決済をすると、サポートと称して、必ず申し込み時に入力した電話番号宛に電話がかかってきます。

コンサルティングの予約、無料サポートなどと称して電話をかけてきますが、

この電話が高額サポートの電話勧誘になります。

高額なものになると、200万円を超える被害相談も寄せられています。

この電話で高額なサポートを販売して、悪質業者の一連の手口が完了となります。

知らない番号からの着信には十分に注意してください。

販売会社の株式会社DCLの実態は・・・

ここでは、販売会社の株式会社DCLと代表者の河上将士について詳しくみていきましょう。

株式会社DCLは、自動収益化システムなどと謳う副業商材を販売する企業ですが、その実態には多くの不透明な部分が存在します。

元業者からの目線で、疑わしい点などを詳しく解説していきます。

株式会社DCL (河上将士)の特商法記載の会社概要の怪しい点

まずは、株式会社DCLについて、特定商取引法に基づく表記を一緒に確認していきましょう。

こちらが、「株式会社DCL」の特商法に記載されている会社概要です。

販売業者名株式会社DCL
運営責任者名河上将士
住所東京都中央区銀座7丁目15番8号タウンハイツ銀座406
連絡先メールアドレスinfo@dcl-info.com
電話番号記載なし
受付時間10:00~19:00 (平日のみ)
株式会社DCLの特商法に基づく表記
副業詐欺における特定商取引法に基づく表記とは

特定商取引法に基づく表記は、次の消費者庁の引用のとおり、特定の販売方法による販売を行う業者に対して販売ページに事業者の諸情報を掲載することを義務付ける法律です。

副業詐欺・情報商材詐欺業者も「特商法違反」にならないように、特商法は必ず記載しています。記載のない業者はいわゆる身元を飛ばしている危険な業者なので、特商法がない時点で近寄らないように注意してください。

販売責任者や法人格の代表者は、いわゆる闇バイトなどで募集した「名義人」を利用することも少なくないため、特定商取引法に基づく表記が記載してあっても安心というわけではありません。

特定商取引法は国が消費者を守るために、制定された法律です。
特定商取引法は、訪問販売、電話販売、インターネット販売などを行う業者を対象とした法律で、業者は特商法記載事項として、販売責任者や事業者名、住所、電話番号等の連絡先を販売ページに記載し、特商法に基づく表記を消費者側に開示する義務があります。
また、特商法に基づく表記を記載しない業者、又は事実と異なる事を特商法に記載した業者は、行政処分や刑罰の対象になります。

消費者庁HPより

特定商取引法に基づく表記については、不足なく記載がされていますが、特定商取引法に基づく表記の記載があるからといって、稼げる副業であるとは限りません。

特定商取引法に基づく表記は記載があって当たり前なんです。

では、どういった点が怪しいのか?疑わしいのか?

株式会社DCL (河上将士) については以下の観点で順番に説明していきましょう。

  • 所在地が怪しい(株式会社DCLの特商法に基づく表記では「住所と記載されています」)
  • 会社のWEBサイトが怪しい(事業内容の曖昧さ)
  • 役員情報の不透明さ
  • 設立年月日が浅い

所在地が怪しい

まずは、所在地の「東京都中央区銀座7丁目15番8号タウンハイツ銀座406」という住所ですが、調べてみると、バーチャルオフィスであることがわかりました。

バーチャルオフィスとは、登記する住所を提供する建物や部屋で、その住所に事業の実態はありません。

小規模で事業を始める際に、「事務所を構えるまでもない」という場合に、郵便物の受け取り・銀行口座解説・法人の登記・電話番号の利用などを目的に利用されることが多いですが、

副業詐欺の場合は「本来の住所を隠す」ために利用しています。

所在地がバーチャルオフィスの場合は、注意が必要です。

会社のWEBサイトが怪しい(事業内容の曖昧さ)

これは、株式会社DCLのWEBサイトです。

株式会社DCL (河上将士)のWEBサイト
株式会社DCL (河上将士)のWEBサイト

企業のWEBサイトと比べものにならないくらい、内容が曖昧です。

普通に考えて、副業支援を行っている企業であれば実績や実際のサービス内容が記載されているのが普通ですが、具体的な情報の記載はなく、曖昧な情報の羅列に過ぎません。

では、なぜ会社のWEBサイトを作るのかというと

銀行口座や決済代行会社との取引に会社のWEBサイトが必要だから

という理由です。

銀行口座の解説や決済代行会社、バーチャルオフィスとの契約に、形式上会社のWEBサイトが必要な場面があり、そのために会社のWEBサイトを作っているのです。

目的に対して必要以上の”作り込み”はなく、簡素で曖昧なものになるのはこのためです。

役員情報の不透明さ

次は、「役員情報の不透明さ」です。

代表取締役である河上将士氏について過去の経歴や関連企業の情報がほとんど公開されていませんし、調べても「詐欺」「怪しい」などの、株式会社DCLを批評するサイトばかりです。

代表者がこの事業を行うに至った履歴・経歴が全く見つかりません。

今回の株式会社DCLの河上将士氏が違法に名義人として登記されたとは断定できませんが、副業詐欺業者は形式的な「名義人」を立てることが多いのも事実です。

代表者がその事業を営むことが自然と思えるような履歴・経歴を含む、なんらかの情報があって然るべきです。

設立年月日が浅い

国税庁の法人番号検索サイトで調べてみると、

株式会社DCL (河上将士) の法人番号検索結果スクリーンショット

設立が令和4年12月1日と年月日が浅く、おそらく情報商材の販売用に用意した会社なのでしょう。

さらに、商品代金の振り込み先は「ディーシーエル」名義の銀行口座ではなく、決済代行会社名義の銀行口座でした。

情報商材界隈には決済代行会社というものがあり、顧客からの商品代金の受け取りを販売会社と別の会社が行うことが少なくありません。

これは、顧客や顧客が依頼した弁護士が返金交渉をする際に、業者が返金に同意しない場合、振込先の銀行へ「詐欺に遭った」などの相談が多数入ると、銀行口座の取引が停止されてしまうため、販売会社の名義の銀行口座では顧客から商品代金を直接受け取りません。

もしくは、事業実態が曖昧なため、銀行口座も作れなかった可能性もあります。

株式会社DCL (河上将士)の副業の返金や解約はできる?

株式会社DCL (河上将士)が案内する副業にお金を支払ってしまった場合、返金や解約は可能なのでしょうか。

結論から言うと返金や解約は可能です。

情報商材や副業詐欺の販売会社は、役割を終えると会社ごとトバシてしまうことも少なくありませんので、返金されたい場合は、早めに動かれることをオススメします。

株式会社DCLの副業商材の返金・解約のポイントは?

株式会社DCL (河上将士)の販売する副業商材が返金可能であるポイントについて簡単に解説しておきます。

  • 誇大広告や断定的判断の提供がある
  • わたしへの購入者からの相談だけみると虚偽説明がある

「怪しい点」は他にもたくさんあるものの、客観的な事実だけをみると、このようなポイントが挙げられます。

株式会社DCL (河上将士)」が運営する副業の詳細は?を見ての通り、「自動収入」「ほったらかしでOK」など実際以上に良い印象を与えて、稼げることはは不確実であるにも関わらず、確実であると誤認させる記載や電話での説明があります。

これだけで、契約の無効や取り消しが主張できる十分な根拠になります。

被害に遭っていれば、被害の状況・業者とのやり取りの履歴・支払いの証拠と履歴をまとめて、専門家等に早めに相談されてください。

等々、こちらの記事で詳しく解説しています。

「ヤバいかも・・・」と思われている方は、すぐに行動されてください。

株式会社DCL (河上将士)の口コミや評判は

株式会社DCL (河上将士)が案内する副業に取り組んで、1日10万円をスキマ時間に動画を見るだけで稼げた人はいるのでしょうか?

ネット上の口コミや評判を調べても、「稼げた」などの良い口コミは全くと言っていいほど確認できませんでした。

Googleで「株式会社DCL (河上将士)」と検索をすると・・・

こちらはGoogleでの同社の名称での検索結果です。

株式会社DCL (河上将士) のgoogle検索結果スクリーンショット

「詐欺」「詐欺」「詐欺」・・・・・「怪しい」・・・などのネガティブな口コミばかりが目立ちます。

肯定する記事もなく、サクラ記事もないようでした。

Yahoo!知恵袋での口コミや評判は・・・

Yahoo!知恵袋でも同社について検索してみたところ・・・

株式会社DCL (河上将士)に関する口コミは見つかりませんでした。

これから被害報告などが寄せられる可能性も大いにありますね。

株式会社DCL (河上将士)のまとめ

株式会社DCL (河上将士)についてのまとめです。

株式会社DCL (河上将士)副業まとめ
  • 消費者庁から注意喚起されている手口と同様の手口です。注意喚起を十分に確認を
  • 返金や解約は可能です。できる限り早めの対応を
  • 電話勧誘による高額販売の可能性があります
  • 口コミや評判を調べても良い情報が一切出てこない

株式会社DCL (河上将士)が案内する副業は一切稼げる保証のない副業案件です。電話勧誘による高額サポートなどの販売があります。

金融事故などを起こしていないことがわかると、消費者金融で大金を借りさせられるなどの被害も目立ちます。

十分に注意されてください。

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